ピペリンのちから

コショウは中世の冷蔵技術がない時代、世界を航海するときに、肉や魚を長期保存するために欠かせないものでした。

コショウは一般的に、

  • 抗菌及び殺菌作用
  • 健胃作用
  • 利尿作用
  • 消化促進、食欲増進

などがあると言われています。

漢方では

  • 腹痛、下痢、消化不良、胃弱

などに利用されています。

インドのアーユルヴェーダでは

  • 血液浄化作用

があると考えられています。

特に辛み成分であるピペリンは血管を広げて血液の流れを促す作用があることが、最近の研究で明らかになっています。血液の流れを良くし、脂肪組織や肝臓などに働きかけることで、老廃物を除去し、エネルギー代謝を高めます。食事で摂取したエネルギーを蓄積せずに、脂肪燃焼=ダイエットにつながります。

さらにピペリンは他の栄養素が吸収、利用される効率をアップさせるという研究結果も出されています。